ほのぼの法話会

ようこそお参りくださいました

水路沿いの河津桜

 仏さまの目から見た私たちは

迷ったものの見方をしているのだそうです

「常顛倒」(じょうてんどう)という仏教の言葉があります

本来は移り変わる「無常」なものを

あたかも変わらない「常住」のもの

と思い込み執着してしまう

そんな私たちのあり方を指す言葉です

すべてのものは移り変わます

いま目の前で美しく咲いている桜も

やがては散りゆく姿を見せます

そして その花を見て「きれいだなぁ」と感じている

自分自身もまた 10年前 5年前 あるいは昨日の自分とも同じではありません

心も体も 一瞬一瞬休まず変わり続けています

変わりゆく無常の世界に生きる私たち

そんな不安定な私たちに対して

決して変わることがないのが仏さまです

阿弥陀さまは

「あなたがどのような状態になろうとも

決してあなたを見捨てない」

 はたらき続けてくださっています

移ろいゆく日々のなかで

私たちは嬉しいことにも

悲しいことにも出会います

思い通りにならない出来事に

心が揺さぶられることもあります

けれども

どのような時であっても

阿弥陀さまの慈悲は変わることなく

私たち一人ひとりに向けられています

桜の花が私たちの心を和ませるように

阿弥陀さまの慈悲は

いつでも 私たちに寄り添ってくださっています

 

次回 春季彼岸会

320日(金・春分の日14時より

ご聴聞お待ちしております