仏旗

坊守がお寺から撮影した虹

お寺から空を眺めると虹が

虹は日本では五色

上から赤 橙 黄 緑 青 藍 紫

鮮やかな虹を見ているとある旗が思い浮かびます

それは仏旗(ぶっき)

お寺で法要が行われるときなどに掲げられます

 

 

六金色旗(ろっこんじきき)ともいい 世界仏教徒の共通の旗です

『涅槃経』に

 

釈尊のお顔から美しい光が放たれ 迷いの六道の衆生が照らされ 苦を除かれた

 

と釈尊入滅の時に放たれた

青 黄 赤 白 瑪瑙 玻璃のにもとづいて

アメリカの仏教徒オルコットさんが1886(明治13)年に考案したものです

瑪瑙は淡紅

玻璃は透明で旗にできないため5色を合わせた色で表現してあります

 

 

 

今では全世界の寺院

仏法を聞くことがでできる場に掲げられています 





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コメント: 2
  • #1

    中村宏述 (木曜日, 26 8月 2021 09:06)

    コロナウイルスの騒ぎでここ1年余り、出かけることも少なく時間的には充分余裕があるはずなのに空を見上げることも無かったことにきずかされました。
    毎日の感染者数字に困惑と政治家やテレビ番組でのコメンテーターの言い分に腹をたてたり納得したりしている自分に少し、反省しています。
           行かさるる 命とうとし けさのそら   
                          金山秋声さまの句をおかりしました。
                               なまんだぶ なまんだぶ


  • #2

    坊守 (日曜日, 29 8月 2021 14:20)

    コロナが収束して、お寺に仏旗を掲げ、早く法座が出来る日がくればと望まれます。