そば喰いの御影

京都 天台宗法住寺

法住寺

京都の三十三間堂の近くにある天台宗 法住寺

989年創建の古い寺院で 後に後白河法皇が居所に定められました

天台宗のお寺ではありますが

お堂の中には親鸞聖人の木像が安置されており

親鸞聖人 そば喰いの御影と呼ばれ

次のような 言い伝えが残されています

 

親鸞聖人 28歳 比叡山でご修行をされていた時代

聖人は夜な夜な山を抜け出し六角堂へ百日間の参籠をされていたそうです

けれど僧侶の仲間は 真夜中に山を降りる聖人をみては

祇園で遊んでいるのだろうと 噂話をしていました

噂は天台座主の耳にも届いたようで

座主は夜中に抜き打ちで皆が居るかを確認しました

結果 聖人は確かにおられ安心されたそうです

座主はその後 皆にそばを振る舞い

聖人もまたソバをお召し上がりにりました

しかし翌朝 仲間の元にもう一人の聖人が現れました

仲間は驚きソバを食べた聖人を確認したところ

なんとそれは親鸞聖人そっくりの木像であったそうで

口元にはソバがついていたそうです

 

事実はわかりませんが 親鸞聖人が2人もいると勘違いされるほどに

休む暇もなく 厳しい修行をされていたことは 間違いないようです

 

木像とは関係ありませんが こちらの法住寺では年に一度

今様歌合わせと呼ばれる行事があり

貴族が舞とともに歌を披露している様子を優雅に再現してくださっています

今様とは後白河法皇が愛好した平安時代に流行した歌の形式で

親鸞聖人の和讃も この今様の形式になります

 




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コメント: 2
  • #1

    中村宏述 (火曜日, 06 7月 2021 15:26)

    親鸞聖人は夜な夜な、修行のため、山を下りていてそばを食べられないことがあったとか?
    自分はコロナウイルスが収まらないため、好きな山歩きもせず、下山後は良く地元の蕎麦屋を探し、
    ビールと蕎麦で疲れを癒した事が懐かしいです。
    聖人は修行のため、私は健康のため?比較にもなりません。失礼しました。
                              なまんだぶ なまんだぶ

  • #2

    若院 (日曜日, 18 7月 2021 12:50)

    ソバも食べられていたのかと思います
    ちなみに聖人の好物は あんこ だったそうです
    コロナが収まったら聖人の歩かれた比叡山にも登ってみたいと思います
                               南無阿弥陀仏