お念仏を通して

若坊守の実家 明宝山真覚寺

お盆なので切子灯籠が吊るされていました

おばあちゃんの七回忌に 妻の実家 佐賀の真覚寺に帰ってきました

先月 光市の真福寺でもそうだったように この度も娘は 誰から言われるでもなく阿弥陀さまの前に進み

お焼香をして ナマンダブツと称えていました

娘がどこで覚えたのか 気になります

おそらく いつも一緒にいる母親の姿を見ている内に いつの間にか覚えたのでしょう

そう考えると きっと妻も 小さい頃にお母さんやお父さん そしておばあちゃんが

本堂でお念仏をしている姿を見て ナマンダブツと お念仏を称えるように成ったに違いありません

七高僧のお一人 道綽禅師のお言葉

前に生れんものは後を導き 後に生れんひとは前を訪へ

と 親鸞聖人は教行信証に引文されています

私なりにそのお意を訳してみますと

 

浄土に生まれた方々は私たちを導いて下さっています

また今生きている者は 先に浄土に生まれた方々と同じように

お念仏申しながら お浄土への道を歩ませて頂きましょう

このように伺わせていただいくことができます

 

娘は ひいおばあちゃんと直接には会ったことはありませんが

血の繋がりというだけではなく お念仏を通して 間違いなく繋がっているのです 

おもちゃいっぱい