お正信偈

ほのぼの法話会

ほのぼの法話会

お正信偈 とは ご開山親鸞聖人が お著しになった 教行信証 に収められている漢詩で

大変短く整えられた言葉に 浄土真宗の教えの要が 凝縮されています

私たち浄土真宗の寺院や家庭では 何かにつけ よくお正信偈を お勤めします

日々の勤行としては 旧くは僧侶だけで 節の難しい 往生礼讃 を読んでいましたが

室町時代に 第八代のご門主さま蓮如上人が 福井県の吉崎御坊におられた時

僧侶に限らず 誰にでもお勤め出来るようにと お正信偈に 和讃を添えた形に定めてくださり

以来今日でも お寺をはじめ各家庭で 毎日朝な夕なにお勤めされています

 

無量寺では 法座に 日常勤行聖典 を使用しています

この聖典には お正信偈の各頁の下段に 意訳の しんじんのうた が 載っています

意訳は 1948年 昭和23年に 蓮如上人450回遠忌法要の記念事業として制定されたもので

漢文と比べて 私たちにとっては より馴染みのある言葉になっています

ひかりといのち きわみなき 阿弥陀ほとけを仰がなん・・・