いのちの行方

夏安居盂蘭盆会法要

お盆の法要です

切子灯籠を飾るのは お盆だけです

京都本願寺の灯籠は この3倍くらいの大きさでした

灯籠なので 中に蝋燭を入れ 火を灯します

無量寺の灯籠は ご本山に比べると小くて 蝋燭を入れたら 燃え上がりそうなので 入っていません

 

この時季 ホームセンターに行くと 様々な種類のお盆の道具が 販売されています

灯籠にも 様々な種類が用意されていました

また らくらくお盆セットと言うものがありました

迎え火用のオガラや 小さいお膳が 入っています

パッケージには「宗派は問いません」とありますが 浄土真宗の私たちには 必要のないものばかりです

もともと 迎え火はご先祖様の霊魂が 迷わずに家に帰るための 目印なのだそうです

ご先祖様は 迷っていらっしゃるのでしょうかねえ

 

親鸞聖人は 浄土の事を「無量光明土」と表されました

浄土の光明は 真夏の大空にさんさんと輝く太陽が まるで墨のように色あせてみえる程の光だというのです

親鸞聖人も ご先祖様も

私たちが迷わないように 「南無阿弥陀仏」の お念仏となって 常に私を照らして下さっています

私たちが ご先祖様の行方を心配するよりも先に

ご先祖様が私たちの「いのちの行方」を心配して下さっていたのでした

合掌


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コメント: 1
  • #1

    マッキー (月曜日, 15 8月 2016 20:22)

    ぽーにょぽーにょぽにょ、阿弥陀の子