2月の法座 迷いを生き抜く

BUDDHA2

今月のご講師は、東京教区茨城東組清心寺の増田廣樹さんでした。 ≫ 清心寺


浄土真宗の法話案内では、300アクセス超えを記録しています。 ≫浄土真宗の法話案内

「ネットを見て 訪ねて来ました。」

そんな声を聞けたら、HPを始めた甲斐があったというものですが・・・

どうやら、初参加の方がお二人あるようです。


掲示板は、手塚治虫さんの『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ―終わりなき旅―』のポスターです。

≫ 『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ―終わりなき旅―』

大学生の次男が、仏教研究会のサークルで貰ってきてくれました。

前作は家族で観に行ましたが、とても良い映画でしたので、この度もぜひ観に行きたいと思います。

幸いお寺の前の道は、小中学生の通学路にも成っているので、ポスターも役に立つと思います。

子供たちにも映画を観てもらって、お釈迦様の事を知ってもらえれば、何よりです。

法座の日には、目印に仏旗(ブッキ)を掲揚(ケイヨウ)します。

玄関には、施本(セホン)を並べ、案内板にお薦めのイヴェント情報を掲示します。

新しくなった浜田緑地バス停の時刻表や、タクシーの電話番号も掲示しました。

築地本願寺新報も差し上げますので、今月の行事をチェックして、築地にもお参りください。





今月のお荘厳

法話会のお荘厳(ショウゴン)です。



赤い蝋燭(ロウソク)を用いるのは、慶事(ケイジ)を表します。慶びごとなのです。

仏事イコール弔事(チョウジ)おくやみごと ではありません。

お寺の行事のほとんどに、赤い蝋燭を用います。

つまり、お寺はほぼ一年中慶事の連続なのです。


今回は、特に大勢お参り頂きましたので、用意していたお菓子の袋も、ちょうど無くなってしまいました。

常連のお同行が差し入れて下さった、沢庵の写真です。たいそう出来が良かったらしく、大好評でした。結局、私には一切れもあたりがありません。

法座に供されるお菓子は、ほとんど法事にお供えして頂いたものです。賞味期限を確認して、一人分づつ袋に入れて配ります。袋の中には、母の書いた、法語カードも入っています。


お茶を配ったり、片づけたり、そうしたお手伝いは、各々ご報謝ですから、係は決まってはおりません。やりたい人がやれば良いのです。

お聴聞することも、もちろんご報謝です。

日々の暮らしのそのままがご報謝、報恩の行にして下さいます。

 

迷い迷ったそのまんま、お念仏と共に生き抜かせて頂きます。

 

ご講師のお話しが終わり、「肝要は拝読の御文章・・・ ・・・あなかしこ あなかしこ」

なんまんだぶ なんまんだぶ

門徒を代表して、門徒総代さんが「領解出言(りょうげしゅつごん)!」と発声します。

全員で、領解を出言します。

何百年来続いた法座の形です。

声の響きに歓びが表れます。来月もお参りしたいなぁ

 

玄関を出るころには、話の中身は ほぼ忘れてしまうもののようです。

バスはまだかな? 今晩のごはん、何にしようか?

それでも、なんとなく幸せな思いだけは残ります。 なんまんだぶ