法話の間に、坊守さんが御餅を焼いて、善哉の支度をしています。
焼き上げるタイミングが、とっても難しいのだそうです。
住職の話は、いつ終わるか分からんのんじゃぁ⤴
そう言って、きっと広島弁でぼやいている筈です。
法の深山
法の深山のさくら花
昔のままに匂うなり
道の枝折の跡とめて
さとりの高嶺の春を見よ
法の深山のほととぎす
昔のままに名のるなり
浮世は夢ぞ短か夜と
驚きさます声を聴け
法の深山の秋の月
昔のままに照らすなり
教えの風に胸の雲
はらいて真如の月を見よ
法の深山の白雪は
昔のままに積なり
身をも捨てたる跡ふみて
深き教えの奥を問え